「地下鉄や地下街で楽天モバイルは繋がるのか」について調べている方に向けて書きました。埼玉県川口市在住、楽天モバイル社員の鳩田鳩夫です🕊️。社員として把握している一般的な傾向と、公式に発表されている情報をもとに整理しています。
📋 この記事でわかること
- 地下で電波が弱くなると言われる理由
- 地下鉄駅構内・車内での一般的な傾向(鳩ヶ谷駅・飯田橋駅を例に)
- 地下街での一般的な傾向(大宮サブナードを例に)
- 地下駐車場など、条件が厳しい場所の注意点
- お得に楽天モバイルを始める方法
なぜ「地下は電波が弱い」と言われるのか
地下鉄や地下街は、地上と切り離された閉じた空間のため、屋外用の基地局の電波がそのままでは届きません。そこで使われているのが、JMCIA(移動通信基盤整備協会)という公益社団法人が整備する共用アンテナ設備です。駅構内やトンネル内に光ケーブルとアンテナを設置し、各キャリアの基地局とつなぐことで、地下でも電波が届く仕組みになっています。
楽天モバイルもこの枠組みに参加しており、2026年6月までに東京メトロ10駅で帯域拡張(5MHz→20MHz)とMIMO化を完了させたと報じられています。ただし、これは「対策が完了した駅」の話です。路線や駅によって整備の進み方に差があるのが実情で、これが「地下は場所によって全然違う」と感じる理由になっています。
地下鉄駅構内・車内ではどうなるか
ここからは、拠点である川口市から現実的な経路を例に、一般的な傾向を整理します。
駅構内(改札内・コンコース)
埼玉高速鉄道の鳩ヶ谷駅のような、共用設備が入っている駅の改札内・コンコースでは、4Gが中心になると考えられます。5Gは対応が駅によって分かれるため、表示されないこともあります。都心に近い東京メトロ南北線の飯田橋駅のような主要駅では、上記のMIMO化の対象になっていれば、より安定した速度が見込めます。
車内(走行中)
埼玉高速鉄道から南北線への直通区間のように、走行中の車内は駅構内より条件が厳しくなりがちです。車両の金属ボディによる電波の減衰に加え、駅と駅の間でアンテナの受け持ちが切り替わる(ハンドオーバー)ため、瞬間的に不安定になる場面があると考えられます。
| 場所(例) | 接続 | 下り速度の目安 |
|---|---|---|
| 鳩ヶ谷駅 コンコース(改札内) | 4G中心 | 目安 30〜60Mbps |
| 直通区間 車内(走行中) | 4G | 目安 15〜40Mbps |
| 飯田橋駅 コンコース | 4G/5Gは駅による | 目安 30〜70Mbps |
地下街ではどうなるか
地下街は地下鉄よりも一般に条件が良いと考えられます。商業施設としての通信インフラ投資が入りやすいことに加え、地下鉄のトンネルよりも空間が広く、天井が高い場所が多いためです。
大宮駅西口の大宮サブナードのような大規模な地下街を例にすると、入口付近や主要な通路では4Gを中心に、場所によっては5Gも入ると見込まれます。一方で、奥まった区画や行き止まりに近い場所では、アンテナから離れる分だけ条件が悪くなると考えられます。
| 場所(例) | 接続 | 下り速度の目安 |
|---|---|---|
| 大宮サブナード(入口付近・主要通路) | 4G中心・5Gも一部 | 目安 40〜80Mbps |
| 大宮サブナード(奥・行き止まり区画) | 4G | 目安 10〜30Mbps |
地下駐車場・行き止まり区画の注意点
もっとも条件が厳しくなると考えられるのが、商業施設の地下駐車場です。駐車場は通信インフラへの投資が手薄になりやすく、コンクリートに囲まれた閉鎖空間のため、圏外に近い状態になる可能性があります。
川口駅前の商業施設の地下駐車場のような場所では、4Gの表示があっても速度が出にくい、あるいは一時的に圏外になることを想定しておくと安心です。大切な通話やナビを使う予定がある場合は、地上に出てから発信するなど、あらかじめ余裕を持った行動をおすすめします。
マップではわからないこと
公式のエリアマップは屋外を基準にした表示です。地下鉄駅や地下街のように、屋外とは別の共用設備で電波が届いている場所は、マップの色分けだけでは実際の使用感まで読み取れません。屋内での挙動について実測した記事でも触れていますが、マップは出発点であって、答えそのものではありません。
地下について確実に言えるのは、「駅・施設ごとの整備状況次第で、体感が大きく変わる」ということです。頻繁に利用する駅や地下街がある方は、一度実際に試してみることをおすすめします。
お得に楽天モバイルを始めるなら従業員紹介がおすすめ
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🕊 鳩のひとこと
鳩ヶ谷駅は私の名字と同じ字が入っているので、勝手に親近感を持っています。実際に地下の状況を確かめる機会があれば、この記事も実測データに差し替えていく予定です。
よくある質問
地下鉄と地下街、どちらが繋がりやすいですか?
一般的には地下街の方が条件が良いと考えられます。商業施設としての通信インフラ投資が入りやすく、地下鉄のトンネルより空間が広い場所が多いためです。ただし駅・施設ごとの差が大きく、一概には言えません。
地下で圏外になったらどうすればいいですか?
地上に出るのが最も確実です。地下街であれば、入口付近や主要通路に移動すると改善する可能性があります。大切な連絡がある場合は、地下に入る前に済ませておくと安心です。
楽天モバイルは地下の対策を進めていますか?
2026年6月までに東京メトロ10駅で帯域拡張とMIMO化を完了させたと報じられています。全駅一律ではなく、順次進められている段階です。
地下で電波を探し続けるとバッテリーの減りが早くなりますか?
圏外に近い状態が続くと、端末が電波を探し続けるためバッテリー消費が普段より早くなることがあります。地下に長時間いる予定がある場合は、機内モードへの切り替えも一つの対策です。
楽天回線とパートナー回線、地下ではどちらが優先されますか?
電波状況に応じて端末が自動的に切り替えます。地下では場所によってどちらが優先されるかが変わるため、切り替えのタイミングで一瞬通信が不安定になることがあります。
まとめ:地下は「場所次第」。心配なら実際に試してみる
地下鉄・地下街での楽天モバイルの通信は、共用アンテナ設備の整備状況によって場所ごとに差があります。駅構内は4Gが中心、地下街は比較的条件が良く、地下駐車場は条件が厳しくなりやすいというのが一般的な傾向です。よく利用する場所については、実際に試してみるのが一番確実です。
最終更新:2026年08月23日
情報構成:JMCIA・報道情報をもとに作成した想定値です。実測データは含みません。
※本記事の内容は一般的な傾向からの推測であり、実測ではありません。実際の状況は場所により異なります。料金・キャンペーン情報は変更される場合があるため、最新情報は楽天モバイル公式サイトをご確認ください。


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