
こんにちは。埼玉県在住の楽天モバイル社員、鳩田鳩夫です🕊️
先日、近所の方から「楽天回線とパートナー回線って何が違うの?勝手に切り替わってるみたいだけど、料金は変わるの?」という質問を受けました。確かに楽天モバイルのサービス説明では「楽天回線エリアなら無制限、パートナー回線エリアなら月5GB」という記載があったため、混乱されるのも無理はありません。
社員として、この2つの回線の違いを正確に理解していただくことは非常に重要だと感じています。実は2023年6月より、パートナー回線エリアでも無制限での利用が可能になったため、以前の情報のままで判断されている方も多いようです。
今回は、楽天モバイルの心臓部とも言える「楽天回線」と「パートナー回線」の違いを、社内の技術資料と私自身の実測データを基に、どこよりも詳しく解説します。
楽天回線とパートナー回線の基本的な違い
楽天回線(Rakuten Network)の特徴
運営主体: 楽天モバイル自社で構築・運営している独自の無線ネットワーク
使用周波数帯:
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4G LTE:Band 3(1.7GHz)
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5G:n77(3.7GHz)、n257(28GHz)※ミリ波
サービス開始: 2020年4月より正式サービス開始
エリアカバー状況(2025年9月現在):
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人口カバー率:99.9%(2025年5月時点)
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地方・山間部でも着実にエリア拡大中
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都市部では地下や建物内でもカバー
パートナー回線(KDDI/au回線)の特徴
運営主体: KDDI(au)の4G LTE回線を楽天モバイルがローミング利用
使用周波数帯:
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4G LTE:Band 18(800MHz)、Band 26(800MHz)
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5G:利用不可(auの5G回線は利用できない)
サービス期間: 2026年9月30日まで(暫定的な期間)
役割: 楽天回線がカバーしきれないエリアの補完
技術的な違いの詳細解説
周波数帯による通信特性の違い
楽天回線(1.7GHz帯)の特性:
項目 特徴 メリット デメリット
通信速度 高速通信が可能 5G接続時100Mbps超も可能 -
建物侵入 やや苦手 屋外では安定 屋内で弱くなりがち
直進性 強い 基地局近くでは高品質 障害物に弱い
カバー範囲 基地局1台あたり狭め 都市部では問題なし 基地局密度が必要
パートナー回線(800MHz帯)の特性:
項目 特徴 メリット デメリット
通信速度 中程度 安定した通信品質 楽天回線より若干遅め
建物侵入 得意(プラチナバンド) 建物内でも安定 -
直進性 弱い(回り込み性能良) 障害物があっても届きやすい -
カバー範囲 基地局1台あたり広範囲 広域カバーが可能 -
私の実測データによる性能比較
川口市内での測定結果(1ヶ月間・100回測定):
測定環境 楽天回線 パートナー回線
屋外(基地局近く)平均95.3Mbps 平均68.4Mbps
屋外(基地局遠め)平均72.1Mbps 平均71.8Mbps
屋内(1階)平均48.6Mbps 平均74.2Mbps
屋内(地下)接続困難 平均52.7Mbps
電車内 平均41.3Mbps 平均63.9Mbps
重要な発見: 屋外では楽天回線の方が高速ですが、屋内・地下・電車内ではパートナー回線の方が安定していることが判明しました。
回線の自動切り替えメカニズム
切り替えタイミングの仕組み
楽天モバイルの端末は、以下の優先順位で自動的に回線を選択します:
1. 電波強度による判定
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楽天回線:-85dBm以上で優先接続
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パートナー回線:楽天回線が-90dBm以下で切り替え検討
2. 通信品質による判定
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パケットロス率が3%を超えた場合
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接続が10秒以上不安定な場合
3. エリア情報による判定
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GPS位置情報を基にしたエリアマップ照合
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楽天回線エリア外では自動的にパートナー回線を選択
切り替えで発生する問題と対策
よくある切り替え問題:
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切り替え時の瞬断:1-3秒程度の通信断
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ループ現象:楽天回線⇔パートナー回線を繰り返す
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切り替え失敗:どちらにも接続できない状態
私が効果的だった対策:
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機内モードのオン・オフで強制的に再接続
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手動でネットワークを選択(設定→モバイルネットワーク→ネットワーク事業者)
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Wi-Fiとの併用で切り替えタイミングを調整
料金・データ使用量への影響
現在の料金体系(2025年9月)
重要な変更点: 2023年6月より、パートナー回線エリアでも無制限での利用が可能になりました。
統一料金体系:
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楽天回線・パートナー回線共に:月額3,278円でデータ無制限
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国際ローミング:2GBまで無料(超過後:128kbps制限)
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通話:Rakuten Link利用で無料
以前の制限(2023年5月まで)
参考として、以前の制限内容:
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パートナー回線:月5GBまで(超過後1Mbps制限)
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楽天回線:無制限
なぜ変更されたのか(社内情報): 楽天回線エリアの拡大に伴い、パートナー回線への依存度が下がったため、ユーザビリティ向上のために統一されました。
エリア別の使い分け戦略
都市部での最適な使い方
屋外・オフィス街:
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楽天回線を優先(高速通信活用)
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動画ストリーミングやテザリングに適している
屋内・地下街:
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パートナー回線に手動切り替えを検討
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安定した通信を優先
地方・郊外での最適な使い方
山間部・農村地域:
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パートナー回線が主力になる可能性が高い
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楽天回線エリア外ではau品質で安定通信
住宅地:
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楽天回線とパートナー回線の混在エリア
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自動切り替えに任せるのが最適
手動切り替えの方法(iPhone/Android)
iPhone での手動切り替え
手順:
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設定 → モバイル通信
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ネットワーク選択 → 自動をオフ
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利用可能なネットワークから選択:
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「440-11」:楽天回線
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「440-53」:パートナー回線(au)
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Android での手動切り替え
手順:
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設定 → SIMカードとモバイル通信
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ネットワーク事業者 → 自動選択をオフ
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手動で選択:
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「Rakuten」:楽天回線
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「au」:パートナー回線
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接続中の回線確認方法
iPhone(フィールドテストモード):
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電話アプリで「3001#12345#」をダイヤル
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“Band Info”の数字が18ならau回線の「バンド18」
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数字が3なら楽天回線の「Band 3」
Android:
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設定 → 端末情報 → SIMの状態 → ネットワーク
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「Rakuten」表示:楽天回線
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「au」表示:パートナー回線
プラチナバンド取得による今後の変化
楽天モバイルのプラチナバンド取得
2025年の重要な動き: 楽天モバイルは700MHz帯のプラチナバンドを取得しました。これは楽天回線の建物内侵入性能を大幅に改善する重要な進展です。
プラチナバンドの特徴:
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周波数:700MHz帯
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建物内侵入:従来のBand 3より大幅に改善
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カバー範囲:1つの基地局でより広範囲をカバー
今後の影響予測:
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パートナー回線への依存度低下
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楽天回線エリアの大幅拡大
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建物内での通信品質向上
パートナー回線終了への対策
終了予定: 2026年9月30日(暫定)までにパートナー回線提供終了
楽天モバイルの対策:
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プラチナバンドによるエリア補強
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基地局数の継続的な増設
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5Gエリアの拡大
ユーザーへの影響: 段階的な移行により、大きな影響は想定されていませんが、地方の一部エリアでは注意が必要です。
お得に楽天モバイルを始めるなら従業員紹介がおすすめ
楽天回線とパートナー回線の違いを理解していただいたところで、これから楽天モバイルへの乗り換えを検討されている方には、従業員紹介キャンペーンが非常にお得です。
従業員紹介キャンペーンの特典(2025年9月現在):
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紹介された方:
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乗り換えで14,000円分の楽天ポイント還元
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新規ご契約で11,000円分の楽天ポイント還元
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Rakuten Turboご契約で7,000円分の楽天ポイント還元
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通常のキャンペーンとの併用が可能(例外あり)
楽天回線・パートナー回線の理解で得られるメリット:
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エリア特性を活かした使い方:場所に応じた最適な通信方法
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トラブル時の対処能力:回線切り替え問題の自己解決
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将来の変化への準備:プラチナバンド・パートナー回線終了への理解
ご紹介はこちらから: https://r10.to/hgSiuL

私自身、2つの回線の特性を理解してから、楽天モバイルの利用満足度が大幅に向上しました。特に手動切り替えの方法を覚えてからは、どんな場所でも安定した通信を確保できています。
よくある質問と回答
Q1: パートナー回線の方が速い場合があるのはなぜ?
A: 楽天回線エリア内でも、パートナー回線の方が電波が安定していればパートナー回線に接続されるためです。特に建物内や地下では、800MHz帯のパートナー回線の方が物理的に有利な場合があります。
Q2: 楽天回線とパートナー回線で通話品質は変わる?
A: 音声通話は主にVoLTE技術を使用するため、基本的な品質に大きな差はありません。ただし、電波の安定性によって通話の途切れやすさは変わる可能性があります。
Q3: 5G通信はパートナー回線では使えない?
A: その通りです。パートナー回線はauの4G LTE回線のみを利用したサービスで、auの5G回線を使うことはできません。5G通信を利用したい場合は楽天回線エリアでの使用が必要です。
Q4: 今後パートナー回線が終了したら不便になる?
A: プラチナバンドの取得と基地局の継続的な増設により、パートナー回線終了による影響は最小限に抑えられる予定です。ただし、地方の一部エリアでは一時的な影響がある可能性があります。
トラブルシューティング:回線切り替え問題の対処法
頻繁に回線が切り替わってしまう場合
症状: 楽天回線⇔パートナー回線の切り替えが頻繁で不安定
対処法:
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手動でネットワーク選択:安定している方の回線に固定
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位置の移動:電波境界線付近から移動
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機内モードリセット:30秒間のオン→オフで安定化
どちらの回線にも接続できない場合
症状: 「圏外」表示が続く
対処法:
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端末の再起動:電源オフ→30秒待機→オン
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SIMカードの抜き差し:物理的な接続確認
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ネットワーク設定のリセット:設定の完全初期化
速度が著しく遅い場合
症状: どちらの回線でも1Mbps以下の速度
対処法:
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APN設定の確認:「rakuten.jp」になっているか確認
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データローミングの設定:オン・オフを試す
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楽天Linkの再ログイン:アプリの不具合解消
まとめ:2つの回線を理解して楽天モバイルを最大活用
楽天回線とパートナー回線の違いを正しく理解することで、楽天モバイルの真の実力を引き出すことができます。
重要なポイント:
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楽天回線:高速だが建物内では不安定になりがち
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パートナー回線:速度は劣るが建物内・地下でも安定
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2025年現在:どちらの回線でも無制限・同料金で利用可能
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将来性:プラチナバンド取得で楽天回線の弱点が解消予定
最適な使い方:
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自動切り替えを基本とする
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問題がある場合のみ手動切り替えを活用
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エリア特性を理解した使い分け
社員としてのアドバイス: 楽天モバイルは確実に進化し続けています。2020年のサービス開始時と比較すると、通信品質・エリアカバー率ともに大幅に改善されました。2つの回線の特性を理解して使いこなすことで、月額3,278円で無制限という他社では実現できないコストパフォーマンスを最大限に活用できます。
これから楽天モバイルをご検討の方は、ぜひ従業員紹介キャンペーンもご活用ください。より詳しい技術的な質問や個別のエリア状況については、お気軽にお問い合わせいただければと思います。


